あなたと食と音楽と~You and foods and Music~

jazzのスタンダードの名曲に You and Night and Music という曲がある。
やっぱりBill Evansかな。ヘレンメリルも良い。
それをもじって「あなたと食と音楽と」

私は、音楽も料理も好きだ。
その2つが自分自身のライフワークと信じて関わっているのだけれど、それは切っても切り離せない関係だ。
端的に言うと、人を高める、気持ち良くする、成長させるものだと思う。
それは、創り手の想いが籠った良い作品ならば、であるが。

逆に言えば、悪い音楽、悪い料理(食事)も蔓延している。
音楽や料理次第で、人の気分を悪くさせたりも容易にできる。
良い悪いの基準は人それぞれだけれど、それは感覚ではっきりとそうわかるものだ。

この1年間、食を深める意味で、予てより興味があった農業を学んだ。学んだと言ってもまだほんの入り口にすぎない。
かじってみた。と言った方が適切である。
なぜ、農なのか。というと。
自分が料理を表現する上で、野菜をどう扱うかが、実はとても大切な要素だと感じているからだ。
肉や魚は主役であるけれど、野菜がどう存在するかで主役が引き立てられも、台無しにもなる。
そして野菜自身も主役に匹敵するほどの強いエネルギーも持っている。

農作物は、今までは買うだけであった。
種や苗、栽培にどのくらい時間と手間がかかるか、自然とどれだけ戦っているか。お金に換算するとどのくらいか。
そんなことは考えてもいなかった。
でも、人を良くする要素としての農作物として考えたときに、知らないことだらけであった。(まだまだ今も)

とても良い先生、志を高く持った仲間が集まる場所で学ばせて頂いた。
興味のある方は、下記参照下さい。
千葉県に畑のある「農業実践教室」 http://www.t-kougousei.jp/

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